※2010年当時の記事です。現在の法令・税率・金利とは異なる場合があります。
◆省エネ法の解説 (22.2.25)
*化石燃料の消費量を抑えるのがこの法律の目的。従って太陽電池や風力発電での電気は、この法律の対象エネルギーではない。あくまで化石燃料である。*CO2削減義務・・・90年比▲6%。06年では逆に+6.2%増えている。*1973年~06年の33年間でGDPは2.3倍に対し、産業部門は省エネで1.0倍。民生部門(業務・家庭) が2.5倍。運輸部門が2.1倍。*今回の法改正は業務部門の規制を強化。工場や事業所を規制。*事業所全体の年間使用量が1,500kl以上の場合、届け出必要。対象にはコンビニで30~40店舗、ホテルで300~400室、以上が該当。*住宅や建築物にも規制がかかる。2,000㎡以上の第1種特定建築物の新築・増改築には届け出が必要。*300㎡以上の第2種特定建築物の新築増改築には、届け出が必要。*150戸以上の供給を行う住宅事業主に対して、性能向上について勧告、公表、命令を行う。 ◆皇居ランナー向けの施設が開業皇居はランナーが多数集まり走っている。着替えやシャワー、ロッカー等のニーズがある。これに目をつけ、専用施設がオープンした。この様にちょっとしたニーズは多い 。犬が集まる公園脇のドックカフェ、サイクリングコース用の自転車道、子供づれ専用の騒いでもよいレストラン、猫好きのための猫カフェ、書斎に徹した喫茶店等、従来にないニーズは多い。需要は消えたのでなく形を変えているだけ。新しいニーズに対応した提供をもっと真剣に考えるべき。 ◆ビジネスの宝庫、高齢単身世帯75才以上の単身世帯は現在でも250万世帯。これが15年後の2025年には400万世帯となる。75才以上は介護の必要が高まる。しかし要介護に適した住宅は少ない。高齢者住宅は住宅という箱物だけでなく、介護と食事のソフトが必要。不動産業界は箱物は得意だがソフトが弱い。そこで異業種とコラボで高齢者住宅を提供すべきである。遊休地や有効利用についても、不動産業界はテナント誘致や店舗運営等ソフトを学ぶか、ソフトを持った専門チームと協業の時代である。それほど現代は高度化、専門化された競争の時代に突入している。 ◆「たぬきの森」マンションの建築確認に対する違法判決【続】かつて狸も生息していた新宿区内の住宅跡地への3階建てマンションの建築を巡り、新宿区の上告を棄却した判決の詳報。当該敷地はがけや塀に囲まれ、長さ約34m、最小幅4mの通路のみで外の道路に通じている。マンションは9割方完成していたが、判決後の平成22年1月に工事はストップしている。最高裁は、「安全認定が行われた上で建築確認がされている場合、安全認定が取り消されていなくても、建築確認の取消訴訟において、安全認定が違法であるために接道義務の違反があると主張することは許されると解するのが相当である」とした上で、「幅8mの通路がある場合と同程度の安全性はなく、例外を認める根拠はない」と指摘した区側が逆転敗訴した二審の東京高裁判決の判断は「正当として是認できる」と述べ、新宿区の上告を棄却したものである。 ◆国債乱発でも破綻しないという理由 (22.2.15)国債は政府の借金だが、政府は色々な手段を持っている。増税や通貨発行等で対策をもつ。しかし外貨建や海外からの借金には対策が及ばず破綻する可能性が高い。実際、海外からの借金や外貨建借金の破綻は多くても、自国通貨の借金で破綻は一度もないとか。破綻の要因は、自国通貨が大暴落し借金が膨大になることによるが、近年では、97年ロシア(政府)、韓国(民間)、91年アルゼンチン(政府)、08年アイスランド(民間)がある。日本の国債は大半が日本国内で消化され、外貨建ではないので破綻はしないとの見方がある。 ◆リートの保有不動産、減損が損金にならないのは不利不動産の値下がりで、リートも時価評価すると下がっている物件が多い。しかし税制上、厳存しても損金にはならない決まり。そこで投資法人としては外部に売却して実現損で損金化する選択を行っている。実現損は税法上OK。評価の見直しで、含み損の抱えた物件は売却に出てくる可能性はある。 ◆低コストの梁を開発、大成建設従来梁は鉄骨が常識。これを超強高度コンクリートで代用。コストも10%ダウン。コスト面、環境面、デザイン面、用途面で鉄骨より優位。こういう開発はどんどんして欲しい。それでなくても日本の建築費は国際的に見て高いのだから。 ◆AEDの装備がマンションにも出現公共施設や大手オフィスでAEDの装備が標準化しつつあるが、マンションにはまだ行きわたっていない。今後販売元では、積極セールスするとの事。デベロッパーとしても顧客が評価するなら最初から装備してセールスポイントとして表現する可能性もある。既存マンションではほとんど普及していないので、新築からスタートか。 ◆付加価値型賃貸マンション、家事代行賃貸管理のスペースデザイン社は、賃貸マンションのバリエーションが豊富。短期型、長期型、さらに家具付、そして家事代行までセット。共稼ぎにはうれしい。ペットの散歩まで対応。少々高くてもこういうサービスのニーズはあるだろう。